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2014年12月21日(日)

「キューバ制裁解除を」

米大統領 議会に協力求める

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 【ワシントン=洞口昇幸】オバマ米大統領は19日、ホワイトハウスで今年最後の記者会見を開き、キューバとの国交正常化の動きに関連して、1962年以来の対キューバ全面制裁措置を「最終的に解除する必要がある」と言明しました。オバマ氏は制裁を「失敗だった」と認め、連邦議会にキューバへの経済制裁の緩和を求めました。


 対キューバ制裁の解除などについて問われたオバマ氏は、「私が深く感じることは、50年間同じことをして何も変わらなければ、違う何かを試さなければならない。これはわれわれに異なる結果への機会を与える」と述べました。

 オバマ氏は、キューバとの国交正常化の動きについて、議会内で超党派の支持者と反対者の双方がいるとした上で、「われわれは進んで(キューバへの)禁輸措置を取り下げなければならない」と語りました。

 大統領報道官が可能性を示した両国首脳の相互訪問についてオバマ氏は、「(今は)その段階にない。今後数年で両国関係がどのように発展するかは分からない」と述べ、現段階では予定にないとしました。

 このほか、議会の上下両院で多数を占める野党の共和党に対して、政府規定の最低賃金の引き上げや移民制度改革のための法案を議会で可決するために協力することを呼びかけました。


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