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2014年12月20日(土)

きょうの潮流

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 スポーツは喜びや感動をくれるとともに、挫折や困難を乗り越える強さ、大切さを教えてくれます。今年もどれだけの元気や勇気をくれたか。心に残る選手の言葉で振り返ると…▼フィギュアスケートの羽生結弦(はにゅうゆづる)選手は、ソチ五輪で金メダルを手にしたとき、東日本大震災の復興の思いをにじませました。「ここから復興にできることがあるんじゃないかと僕は思っています」。大会のエキシビションでは復興歌「花は咲く」で魅せてくれることも多い▼サッカーW杯でグループリーグ敗退の日本。「海外で挑戦し続けることで答えをみつけたい」(岡崎慎司選手)、「新しいモノサシづくりにとりくんでいる」(本田圭佑選手)。敗戦を前向きのエネルギーに変え、その歩みを進めています▼大相撲九州場所で大鵬の優勝記録に並んだ横綱白鵬は「15年前に62キロだった小さい少年がここまで来るとはだれも想像しなかったと思う」。入門を断られる、もやしのような体からここまで。膨大な努力に思いがいたります▼スノーボード競技で初の女子五輪メダリストとなった竹内智香(ともか)選手。「五輪は平和でなければ開催できない」の思いから、「第二の故郷」広島で観光大使を務め、海外選手に被爆者の話を聞いてもらうことにも取り組んできました▼明日の光を感じるのは若手の登場です。バドミントンの山口茜選手は17歳で日本一。「女王は似合わない。普通の高校生だから」と屈託がない。数々の選手の“贈り物”に感謝し、来年もその姿を見守りたい。


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