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2014年12月17日(水)

きょうの潮流

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 沖縄では昔、未婚の若い男女がアシビナーという遊び場に集い、そこで出会ったといいます。今でいう合コンのような場でサンシンの音にあわせ、みんなで踊ったのがカチャーシーでした▼両手を掲げて左右にふり、足を踏み鳴らす。カチャーシーには、かき回す、かき混ぜるという意味があります。喜びや幸せをともに分かち合う。お祝い事の最後に見かける伝統的な光景です▼そのカチャーシーと指笛が、辺野古の空と海にひびきました。きのう、四つの小選挙区で当選したオール沖縄の議員が、そろって米軍基地のゲート前を訪問。新基地反対の運動をつづける市民たちから大歓迎を受け、喜びがはじけました▼クラッカーが鳴り、ともに踊り、腕を組み、「沖縄を返せ」を合唱。ヘリ基地反対協議会の共同代表、安次富浩さんも決意を新たに。「力を合わせて国会におくった議員を全力で支え、沖縄の民意を日米両政府に突きつけたい」▼「選挙結果を真摯(しんし)に受け止めたい」としながら、「辺野古への移設が唯一の解決策という考えに変化はない」という安倍首相。強気な態度とは裏腹に、選挙中一度も沖縄に入れなかったところに、この政権のもろさが表れています▼沖縄1区で歴史を刻み、祝福がとぎれない日本共産党の赤嶺政賢議員。格別な思いでカチャーシーを踊りながら、改めて責任の重さをかみしめたといいます。「沖縄の心と誇りを発揮した完勝。いい正月をむかえ、全国の力で新基地を止めよう。沖縄は絶対に負けない」と。


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