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2014年12月14日(日)

被爆証言受け継ごう

東京でつどい 各地の活動を交流

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 被爆70年となる2015年に開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけ、核兵器廃絶を願う人の輪を広げようと13日、「ヒロシマ・ナガサキを語り・受け継ぐつどい」が東京都内で開かれました。100人が参加し、被爆体験を継承する各地の活動を交流しました。

 主催した「ヒロシマ・ナガサキを語り受け継ぐネットワーク」は、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)と「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の呼びかけに応え、被爆証言を記録に残す活動に取り組んでいます。

 学生らによるインタビュー形式で被爆者が証言。広島で13歳のときに被爆した男性(82)は、「おやじと弟を原爆に殺されましたが、私が育った中島町では、ほとんどが一家全滅した。亡くなった人の思いをたくすために伝え続けたい」と語りました。

 広島で2歳のときに被爆した女性(71)は、死体の山を踏み越えて逃げた母親の記憶を語り、「亡くなった人、被爆者の尊厳を取り戻したい。そのためにも核兵器とは共存できないとみんなが肝にめいじ、核兵器廃絶にむかいたい」と話しました。

 日本被団協の藤森俊希事務局次長は、8日から9日までオーストリア・ウィーンで開かれた「核兵器の人道的影響に関する国際会議」に参加したことを報告しました。

 継承する会の伊藤和久事務局長が主催者あいさつ。リレートークで各地の活動を報告しました。


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