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2014年12月8日(月)

若者の意欲と能力を生かせる社会つくろう

東京・宇都宮 山下書記局長よびかけ

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(写真)訴える山下芳生書記局長(左)、宮本徹比例候補=7日、東京・渋谷駅前

 日本共産党の山下芳生書記局長は7日、東京都心2カ所と宇都宮駅前で演説し、国会でブラック企業を実名で追及してきた党国会議員団の実績を示して、「1円の企業献金も受け取らないからこそ財界の圧力にビクともせず、若者とともにたたかえる。日本共産党をうんと伸ばして、人間らしく働ける雇用のルール、若者の意欲と能力を生かせる社会をつくろう」と呼びかけました。

 正午の池袋駅前に続き、若者でにぎわう渋谷駅前。元日弁連会長の宇都宮健児氏が応援演説し、山下氏と固く握手しました。

 山下氏は、若者の2人に1人が正社員になれず、低賃金の使い捨て労働に苦しむ現状について「若者のせいではない。人間らしく働くルールを壊してきた政治の責任だ。こんな政治はみんなで変えよう」と強調。3年で新入社員の半数が辞めるユニクロなどブラック企業を実名で告発し、ソニーが震災復興に尽力した期間社員を雇い止めた問題でも、「一緒にたたかって職場復帰の後押しをしたのが党国会議員団です」と紹介すると、何度も拍手が送られました。

 宮本徹比例候補は「私は若者を戦場に送らせない。『戦争する国づくり』をやめさせよう」と訴えました。

 夕方の宇都宮駅前では「共産党、頑張れ」との声援が相次ぎました。梅村さえこ比例候補は「北関東で11年ぶりに党の2議席を奪還するために全力をあげる」と表明しました。

 買い物帰りにハチ公前で演説を聞いた貿易関係企業で働く男性(31)は「自民党の議席を一つでも多く減らしたい。集団的自衛権には反対の国民も多いのにないがしろにしている。円安でうちの会社も大変、経済がうまく回っていると思えない」といいます。共産党への期待を尋ねると「方針が明確で、一般市民のほうを向いている。議席が増えれば力になる。自民に歯止めを効かせられるのは共産党だけ。2年前に初めて投票した。今回も入れる」と支持を約束しました。

 渋谷駅前でビラを手に演説を聞いていた看護師の女性(32)=都内渋谷区=は「安倍政権の政治にダメだとハッキリ言ってくれる政党は共産党だけだと思う。身近な人が、ブラック企業で過酷な働き方をしています。本当に安心して長く働ける社会になってほしい」と語りました。

 通りがかりに足を止めた川崎市の男性(25)は「安倍政権は、法律を変え派遣労働を増やそうとしているが、派遣の働き方は減らさないといけない。参院選では吉良よし子さんに投票しました。もっと働き方がよくなってほしい」と話しました。


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