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2014年11月28日(金)

激変 政党構図

東海ブロック

民主混迷 「自共対決」に

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 東海ブロック(静岡、愛知、岐阜、三重)で日本共産党は比例区(定数21)で「2議席以上、なんとしても」をスローガンに掲げ、71万票を目標に4人の比例予定候補と、33の全小選挙区に候補者を立てて奮闘しています。

 共産党の街頭宣伝や演説会では「今度は頑張れば伸ばせる選挙」「何としても勝ちたい」との声があがり、愛知県の元教師が200万円募金してくれるなど供託金募金もこれまでになく多く寄せられています。

 全小選挙区に候補者を立てているのは自民党と共産党だけです。マスコミも注目し、共産党候補にテレビ局が張り付き、街頭宣伝から集いまで取材しました。「中日」三重版では連休の動きを自民党と共産党候補だけでまとめ、「自共対決」を示す形となりました。

 「消費税10%への増税や社会保障の削減など、安倍首相は生活を極限まで絞ろうとしている」「息子が戦争にとられそうで怖い」など安倍自公政権への批判の声は日増しに高まっています。

 民主党は、三重県と岐阜県で結党以来全選挙区に候補者を擁立してきましたが、三重1、4区で断念、岐阜2区でも難航。三重県は岡田克也党代表代行のお膝元ですが、候補者選定で混迷しています。

 愛知県でも、生活の党を離党した小沢一郎氏側近の鈴木克昌氏を復党させ愛知14区の公認候補とするなど、なりふり構わない様相です。県連の関係者は、アベノミクスにたいして「有権者が納得する対案を民主党は打ち出せていない。正直攻めあぐねている」(「読売」24日付)と語るなど、対抗軸を示せない状況です。

 民主党支持が強要されているトヨタ自動車の職場でも「具体的な話(行動提起)がない。急な選挙とはいえ珍しい」との声が上がる状況です。

 前回の選挙で「第三極」ともてはやされた各党も全く風が吹いていません。比例で4議席をとった維新は、昨年の参院選では得票を半減させました。今回は、三重県や静岡県で民主と候補者調整し、生き残りに必死です。前回比例で2議席とった、みんなはすでに解党しています。

 共産党東海ブロック責任者の岩中正巳・愛知県委員長は「前回総選挙から政党状況は激変しており、『自共対決』が鮮明です。頑張りぬけば躍進のチャンス」と述べ、「安倍暴走政治ストップへ、比例東海ブロック2議席以上なんとしても勝ち取るために全力をあげます」と意気込んでいます。


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