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2014年11月22日(土)

きょうの潮流

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 かつて新党ブームの頃にこんな川柳がはやりました。〈オレはいま何党なのかと秘書に聞き〉。政党を渡り歩く“政界渡り鳥”という言葉もあります。節操もなく保身に走る姿をやゆしたものです▼似たような川柳を最近の新聞で見つけました。〈どの腕と組んでいるやら永田町〉。安倍首相の奇襲解散に右往左往する野党を皮肉ったもの。「みんな」はバラバラになって解党へ。あわててくら替えする議員たち…。いち早く分裂した「維新」の迷走ぶりも目立ちます▼2年前の総選挙で2千万をこえる票をとった「第三極」。しかし、いまや四分五裂の状態で見る影もありません。二大政党の対抗勢力と持ち上げられながら、結局は自民党政治を手助けする立ち回りしか演じてこなかったからです▼一度は政権を担った民主党も、安倍政権と対決できない点では同じです。消費税増税や原発再稼働、沖縄の新基地建設。政治を変える根っこの問題で自民流と変わりがないのです▼「野党といっても『自民党野党支部』のような野党ではなく、『ホンマモンの野党』にがんばってもらいたい」。本紙日曜版最新号でエコノミストの浜矩子(のりこ)さんが語っています▼どの党をのばせば、ほんとうに政治を、私たちの生活を変えられるのか。いまその声を受け止められるのは、新しい国の形を示し、安倍政権と対決してきた日本共産党だけでしょう。国民に背を向けて暴走する政治を止める、確かな道筋と信念。さあ、ホンマモンの党の姿をひとりでも多くに。


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