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2014年11月16日(日)

佐賀空港 オスプレイ配備計画

住民“事故・騒音心配”

国説明会に100人

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 自衛隊が導入する新型輸送機MV22オスプレイを佐賀空港(佐賀市川副町)に配備する計画をめぐり、九州防衛局は15日、周辺住民に対する初の説明会を開きました。会場の小学校には約100人が訪れ、騒音や米海兵隊によるオスプレイ利用について不安や不満を訴えました。

 同防衛局は、オスプレイ17機などを配備し、離島防衛などに利用する計画を説明。併せて沖縄負担軽減のためとして、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)で行われている海兵隊訓練の移転を目指していることも伝え、「3〜4キロ離れた場所の騒音は、静かな事務所程度で影響は少ない」などと述べました。

 これに対し、住民からは「複数機なら騒音が大きいのではないか」「米軍の訓練は資料になく、説明にならない」などの指摘があり、途中退席者も出ました。最後まで聞いた男性(63)も「唐突で不満。真上を飛べば、事故や騒音も心配だ」と答えました。

 終了後、同防衛局の柏谷篤宣企画部長は「厳しい意見が多かった。米軍の利用は調整が済んだら、説明したい」と語りました。この日の説明会は市内2カ所で開かれ、16日も続けます。


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