2014年11月11日(火)
政権と正面対決の党
和歌山で山下書記局長
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和歌山市で8日、日本共産党北部地区委員会が演説会を開き、山下芳生書記局長が訴えました。参加者は、安倍内閣打倒と、いっせい地方選勝利へいっそう奮闘する決意を固め合いました。
山下氏は、安倍政権が国政のどの問題でも行き詰まりを深め、これと正面から対決する党の値打ちが光っていることを、(1)集団的自衛権(2)暮らしと経済(3)原発(4)沖縄の新基地―についてくわしく語りました。
集団的自衛権の行使とは、米国の戦争のために日本の若者が血を流すことだと、党の国会論戦が浮き彫りにしました。山下氏は「若いみなさん、海外の戦場で血を流しますか。恋人や夫や息子が『殺し殺される』ことを望みますか」と参院代表質問や街頭で問いかけた反響を紹介し、会場から拍手が起きました。
県政は老人医療費助成を2002年10億円から600万円に削り、和歌山市政は「財政健全化」の名で住民施策を削っています。山下氏は、大企業向けの開発に税金を投入し、破綻すると大企業・銀行救済に税金を投入する、一方で福祉や教育を削るという「逆立ち」を告発。住民と結び多くの要求を実現してきた党県議団・市議団を大きく、と訴えました。
県議4予定候補が決意表明。和歌山市議6予定候補と、紀美野町議2予定候補が紹介されました。
畑中まさよし予定知事候補があいさつしました。
和歌山市に住む女性(52)は「安倍政権の行き詰まりがよくわかりました。一つひとつの説明がクリアで、あんなふうに人に話せばいいんですね」と語りました。