2014年11月6日(木)
「建白書」実現めざす
城間那覇市長予定候補が政策を発表
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に断固反対を掲げて県知事選(16日投票)に挑むオナガ雄志前那覇市長(64)のバトンタッチをめざす城間(しろま)みきこ前副市長(63)の確認団体「笑顔かがやく うまんちゅ(万人)市民の会」は5日、同日投票の那覇市長選(9日告示)に向けた政策を発表しました。
会見で城間氏は、「子どもたちの未来の平和のために、新しい基地を造らせないという、『建白書』の実現に向けて取り組む」と表明。米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)の閉鎖・撤去、県内移設断念、オスプレイ配備撤回の「建白書」実現の先頭に立ってきたオナガ新知事を誕生させ、那覇市長としてバックアップしていく立場を明らかにしました。
政策の柱として、オナガ市政を継承し「女性の感性で風格ある県都・那覇市に、優しい温かな彩りを」をテーマに、(1)待機児童ゼロに向けた認可保育園の増設、保育定員の拡大、認可外保育園の支援拡大(2)中心市街地活性化(3)市に唯一残された米軍基地・那覇軍港の早期返還と跡地利用―など7点を掲げました。
市長選は、自民・公明の推す元副知事の与世田兼稔(よせだ・かねとし)氏(64)との一騎打ちの様相です。