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2014年11月6日(木)

民意を踏みにじる基地押し付けさせぬ

沖縄・石垣 オナガ知事候補訴え

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(写真)訴えるオナガ雄志県知事候補。右は大浜長照前市長=5日、沖縄県石垣市

 沖縄県名護市辺野古への新基地建設断固反対を掲げて16日投票の県知事選に挑むオナガ雄志(たけし)候補(64)は5日、石垣市入りしました。

 「民意を踏みにじって沖縄にこれ以上、基地を押し付けようとすれば、日本は民主主義国家としての信頼を失ってしまう。アジアのリーダーとして品格ある国に生まれ変わるためにも、県益と国益は対立するものではないと訴え、基地問題の解決に全力を尽くす」。大浜長照前市長ら約30人の支援者とともに街頭に立ったオナガ氏は、力を込めました。

 市役所前での演説では、自転車を降りるなどしてオナガ氏の訴えに聞き入る通行人や帰宅途中の役所職員がいました。コメ作農家の男性(62)は「公約に背いて県民を裏切った仲井真弘多知事に真の意味で審判を下すためには、『建白書』実現の先頭に立ってきたオナガさんの勝利しかない。安倍政権が放置する米価暴落の問題でも農家の立場で頑張ってもらいたい」と期待を寄せました。

 5歳の孫を連れて公設市場へ買い物に訪れていた女性(78)は「私は子どもの頃に戦争を体験した世代だから、戦争する国づくりは絶対に許せない。自民党政権いいなりの県政を変えてほしい」と熱烈な声援を送っていました。


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