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2014年11月4日(火)

主張

第41回赤旗まつり

未来を開く力 さらに大きく

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 「すごい集まり! 元気出ました」「お久しぶり。がんばっていますね」。東京・夢の島公園で開かれた第41回赤旗まつりは、3日間で約15万人が参加し大きく成功しました。4年ぶりの今回の開催は、1日はあいにくの雨でしたが、2、3日は、さわやかな秋の空気に包まれ、政治・文化プログラムなどはどこも盛況で、交歓の輪が広がりました。参加した方はもちろん、足を運べなかった方も紙面から一端を感じていただけましたでしょうか。参加者、まつり成功にご協力いただいた関係者すべての方々に感謝を申し上げます。

安倍政権打倒の声結集

 日本と世界が直面する問題を、日本共産党はどう考え、どう打開しようとしているのか―。志位和夫委員長の記念演説、山下芳生書記局長とドイツ文学翻訳家・池田香代子さんのトーク、5回目となる不破哲三社会科学研究所所長の「科学の目」講座などの政治プログラムは、参加者の期待と関心にこたえるものばかりでした。

 国民の声を聞かない「強権体質」と、カネまみれの「金権体質」の安倍晋三政権の暴走は平和の問題でも暮らしの問題でもいよいよあらわになっています。志位氏の記念演説は、安倍政権の「亡国政治」に正面から対決するとともに、あらゆる問題で抜本的対案を示し、実現のために、地域でも国政でも国際舞台でも行動する日本共産党の役割を縦横に明らかにしました。「この党を大きくすることに、日本の未来はかかっている」―。志位氏の呼びかけは参加者の共通の思いであり、元気と勇気を広げるものでした。

 山下氏と池田さん、小池晃副委員長とエコノミストの森永卓郎氏のトーク、沖縄基地、原発反対、憲法・集団的自衛権問題などの企画は、安倍政権の暴走とたたかう各分野の「一点共闘」が量質ともに発展を遂げていることを実感させました。「若者広場」で繰り広げられたパワフルな企画は、未来ある党の姿を鮮明にしました。

 不破氏の「科学の目」講座「『日本の戦争』を考える」は、来年の戦後70年を前に、日本の戦争の実態を事実にもとづき科学的につかむことは日本の前途を左右する根本問題であるとともに、アジアと世界の未来にとっても重要問題であることを解き明かしました。侵略戦争を礼賛する安倍政権を一日も早く終わらせることは、国際的にも重要な日本国民の責務です。

 初出演の歌手・八代亜紀さん、沖縄民謡歌手・古謝美佐子さんらの熱唱は参加者を魅了しました。一流の芸能・文化人らのプログラム、各分野の多彩な催しは、参加者の明日への英気を培ったことでしょう。

いっせい地方選勝利へ

 大激戦の沖縄県知事選(16日投票)と同時進行の開催は、「オール沖縄」のオナガ雄志(たけし)候補必勝へ熱く連帯する場となりました。

 いま臨時国会のさなかです。赤旗まつりに総結集した安倍政権打倒の力をさらに広げ、この秋の国民的大運動を発展させましょう。

 昨年の東京都議選、参院選で始まった日本共産党の新たな躍進の流れをさらに強く、大きく―。そのためにも5カ月後に迫ったいっせい地方選、国政選挙の勝利を実現し、日本共産党の躍進を本格的なものに発展させ、ともに未来を切り開こうではありませんか。


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