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2014年11月2日(日)

きょうの潮流

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 待ちわびた4年ぶりの開催に、駅から会場まで人の波がつづきます。懐かしき顔ぶれとの再会、新たなふれあい。それぞれの楽しみを胸に足取りも軽い▼「赤旗まつりは参加者一人ひとりが主役。大いに交流し、語り合い、明日への英気と確信をやしなってください」。迎える小木曽実行委員長の開会宣言にも力がこもります。物産模擬店を横目に日本共産党展へ。初めて公開された宮本百合子の原稿(複製)を見に行きました▼1939年に執筆された小説「その年」。一字一字たしかに刻み込むような原稿は、検閲の赤鉛筆によってずたずたに。後に百合子は「日本の言論弾圧の標本として、赤鉛筆の姿をそのまま、いつか多くの人の目にふれる機会をもつだろう」と振り返っています▼戦前の暗黒時代に物書きの命を削られながら、“この日”が来ることを見通していた百合子の卓見。歴史の開拓者として不屈にたたかった先人の息吹を感じます▼野外ステージでは知事選真っ最中の沖縄との連帯です。新基地ノーのオナガ候補の決起集会に呼応して、「オール沖縄」の思いが語られました。「県民対安倍政権。日本のあり方を、日本を変えるたたかい」。ここでも国の未来がかかります▼大震災の被災者と交歓し、二期会マイスタージンガーの声のアンサンブルに酔いしれる。青空寄席では笑いと歓声の渦に。見たいものをたくさん残して編集局へ。やはり一日では回りきれません。雨に降られながら、帰路に着く人は元気に、笑顔、笑顔。


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