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2014年11月1日(土)

長時間労働 是正こそ

高橋氏指摘「女性活躍」審議入り

衆院本会議

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(写真)質問する高橋ちづ子議員=31日、衆院本会議

 安倍政権が今国会の“目玉”の一つに位置づける女性活躍推進法案が31日、衆院本会議で審議入りしました。同法案は、女性の登用促進のために、雇用主に対し実態把握と数値目標を含む行動計画策定などを求めています。日本共産党の高橋ちづ子議員が質問にたち、「女性登用に本気であるなら、男女雇用機会均等法を抜本改正し、非正規から正規雇用への流れをつくるとともに、均等待遇を実現して男女ともに人間らしい働き方を保障する法整備を目指すべきです」と求めました。

 高橋議員は、首相が「女性の活躍」を成長戦略の中核にすえると述べたことに言及し、「その趣旨は、あくまで企業の競争力を高めるために、女性の『活躍』でなく『活用』ということではないか」と指摘。真に「女性の活躍」をうたうなら、▽長時間労働を抜本的に変える、実効性ある労働時間規制に踏み出す▽労働者派遣法改悪や「残業代ゼロ制度」など労働法制改悪をさせない▽男女の賃金格差・間接差別をなくす―ことに焦点をあてるべきだと提起しました。

 有村治子女性活躍担当相は「女性が輝く社会を実現するためには、希望に応じて能力を発揮できる環境整備が必要だ。そのためには長時間労働を是正することが極めて重要だ」と答弁しました。

 高橋議員は「女性たちは『強い日本を取り戻す』という安倍政権の野望のために、都合よく利用されることを望むはずがありません。日本共産党は女性への差別を解消し、男女がともに人間らしく働き、暮らす、ルールある社会実現のために力を尽くす」と表明しました。


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