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2014年11月1日(土)

きょうの潮流

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 月がかわって11月。〈霜月や日まぜにしけて冬籠(ふゆごもり)〉(去来)。今年もあと2カ月。寒さが募り、冬模様に包まれていく列島ですが、民のたたかいはいっそう熱を帯びています▼沖縄では、米軍の新しい基地を辺野古につくらせるかどうかを最大の争点にした知事選が始まりました。もう基地はいらない、平和で自然豊かな美(ちゅ)ら島に暮らしたい。保革をこえた「オール沖縄」の思いを代表するオナガ雄志(たけし)候補の勝利に、県民の心をひとつにするときです▼これまで保守の側に身をおいてきたオナガさんは語っています。「私たちは、もうこれ以上、基地を挟んで左右に分かれる必要はない」。いがみ合い、結局はいつまでも基地は居座り、苦しみがつづく。そんな過去と決別して新しい沖縄と日本をつくろう、と▼九州電力の川内原発をめぐる動きも緊迫しています。再稼働を許さない周辺住民と全国の運動が呼応。原発ゼロの日本をめざし、声をあげつづけています▼最新の経済指標はほとんどが悪化。物価は上がり収入は減る一方です。みずからの生活や権利を守る、安倍政権の戦争する国づくりに抗するデモは、毎日のように各地でわき起こっています。それは本紙の日々の紙面からも伝わります▼自民党政治に痛烈な審判が下った5年前。民主党への失望から自公政権に戻った2年前。そして、2014年の秋深まるいま、政治や社会を変えたいという国民のたたかいは燃え盛っています。きょう開幕する赤旗まつりはその結節点となるでしょう。


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