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2014年9月28日(日)

神奈川 「平和の母子像」前で集会

墜落事件 繰り返さない

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(写真)平和の母子像の前で訴える、椎葉氏(右端)=27日、神奈川県横須賀市

 37年前の1977年9月27日、横浜市緑区(現・青葉区)で、米軍機が墜落し、土志田(旧姓・林)和枝さんと2人の幼い子が犠牲になりました。「平和の母子像」前(神奈川県横須賀市)で事件と同じ27日、集会が開かれ、150人が参加しました。

 事件は、米海軍横須賀基地を母港とする米空母ミッドウェー(当時)艦載機が、厚木基地から空母に戻る途中に起きました。2人の子は、やけどで相次いで亡くなり、「子どもたちの分まで生きる」と決意した和枝さんも4年後に亡くなりました。

 「平和の母子像」実行委員会を代表して新婦人県本部の泉水令恵会長があいさつし、「原子力空母が来年、ジョージ・ワシントンからロナルド・レーガンに交代し、永遠に居座ろうとしている。オスプレイが飛来し、人口密集地をわがもの顔に飛んでいる」と訴えました。

 墜落事件の被害者で勝利判決を勝ち取った椎葉寅生さんは、事件の後遺症で歩くことができない妻の「がんばって」との伝言を伝え、「憲法九条を守ろう。事件を繰り返さない日本をつくろう」と呼びかけました。

 元新日本婦人の会緑支部の柳下紀子さんは「自衛隊がひん死の日本人を見捨てて、かすり傷の米兵を救助したことを告発し「安保と基地をなくさないと事件はまた起こる」と訴えました。

 初参加の女性(27)は「戦争する国になったら怖い。戦争も基地もなくしたい」と語りました。

 日本共産党の大山奈々子県議候補が連帯のあいさつを行い、志位和夫委員長、小池晃副委員長、田村智子参院議員連名のメッセージが読み上げられました。


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