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2014年9月26日(金)

17歳・一力七段が優勝

囲碁新人王戦 最年少記録31年ぶり更新

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(写真)第39期囲碁新人王となった一力遼七段=25日、名古屋市の日本棋院中部総本部

 優勝候補同士の決勝戦として大きな注目を集めた囲碁の第39期新人王戦(「しんぶん赤旗」主催)決勝三番勝負第3局が25日、名古屋の日本棋院中部総本部でおこなわれ、午後5時14分、145手で黒番の一力遼七段(17)が志田達哉七段(23)に中押し勝ちし、対戦成績2勝1敗で新人王に輝きました。

 一力七段は17歳3カ月の新人王獲得で、1983年の依田紀基五段(当時)の新人王戦の最年少優勝記録(17歳5カ月)を31年ぶりに更新する史上最年少新人王の誕生です。

 六段以下が出場資格の新人王戦は両者とも今期で“卒業”。一力七段は最後のチャンスをものにし、有終の美を飾りました。

 一力七段は、2013年の若鯉戦、今年のグロービス杯(若手世界一を決める国際戦)につづき、若手棋戦を総なめにしました。

 1997年6月10日生まれ。宮城県出身。宋光復九段門下。2010年夏季入段。今年、史上最年少で棋聖戦リーグ入りを果たし七段に昇段しました。

 一力七段の話 今期が最後だというプレッシャーがあったが、勝てて良かった。(1勝1敗に持ち込まれて今日まで)長い1週間でしたが、いつもどおり平常心で打つよう心がけた。今後は一般棋戦でもがんばりたい。


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