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2014年9月23日(火)

志位委員長がラテンアメリカ、アフリカの政党会議代表と会談

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(写真)COPPPALのモレノ副議長(左)と志位委員長=20日、コロンボ

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(写真)CAPPのナフィー事務局長(右)と志位委員長=20日、コロンボ

 日本共産党の志位和夫委員長は20日、スリランカのコロンボで開かれたアジア政党国際会議(ICAPP)第8回総会にオブザーバー出席していたラテンアメリカ・カリブ海政党会議(COPPPAL)のグスタボ・カラバジャル・モレノ副議長と会談しました。

 同会議は1979年に創設され、地域の21カ国から中道、左派の69政党(うち与党17)が参加しています。モレノ氏は、「COPPPALは重要な政党が参加し、力をつけてきています。大きな家族のようなもので、域内のさまざまな問題を相談できる場です」と説明し、これまでコロンビアやエクアドルなど五つの紛争の平和的解決にも関与してきたと述べました。核兵器の問題では、いかなる国も核兵器の保有・開発は許されないとの決議をあげていると紹介しました。

 志位氏は、「私たちの目指す方向と一致しています。中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)が設立されたことに注目してきましたが、この動きと重なり合うようにして政党会議が発展していることは重要な動きだと思います」と応じました。

 両氏は今後、核兵器廃絶の課題を含め、日本共産党とCOPPPALの関係を発展させることを話し合いました。

 志位委員長は同日、ICAPP総会にオブザーバー参加したアフリカ政党評議会(CAPP)のナフィー・アリ・ナフィー事務局長と会談しました。

 CAPPは、2013年にスーダンのハルツームで設立され、政治的立場の違いをこえて、37カ国、45政党が参加しています。ナフィー氏は、アフリカの諸国の大半は植民地支配を受けた歴史があり、同様の経験を持つアジアとの連帯志向が強いと述べるとともに、CAPPが搾取、戦争、外国の支配に反対し、平和で公正な世界とアフリカをめざして活動していると説明しました。さらに、ナフィー氏は、核兵器の問題について、「一部の国だけが保有・開発を続けているのは大きな問題だ」と語りました。

 志位氏は、「搾取、戦争、外国の支配に反対するという点では、まったく同じ立場です。核兵器の問題では、いわれるとおり、一部の核保有国が核兵器を独占する体制は不公正であり、この矛盾を解決する唯一の方法は地球的規模での核兵器廃絶に踏み込むことです」と応じました。

 両氏は、日本共産党とCAPPの今後の交流を強めていくことについても、話し合いました。

 アジア政党国際会議とともに、ラテンアメリカ、アフリカでも、大陸を覆う形で政党間の国際会議が発展し、互いに連携しながら、平和と社会進歩のために活動していることは、注目されます。


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