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2014年9月19日(金)

在特会幹部自慢 山谷氏宿泊先訪れ「諸々相談」

この蜜月

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(写真)在特会関係者と写真に納まる山谷えり子国家公安委員長=元在特会関西支部長のブログから(山谷氏以外の顔の部分を修正しました)

 第2次安倍政権の内閣改造で国家公安委員長に就任した山谷えり子自民党参院議員が、在日韓国・朝鮮人を攻撃するヘイトスピーチ(憎悪表現)などを繰り返す「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の関係者と親密な関係にあることが、元在特会関西支部長のブログ(日記形式のインターネットサイト)で明らかになりました。

 2009年2月22日の同ブログによると、当時支部長だった男性らは街頭宣伝を行うために松江市に入り、「竹島の日」関連行事出席のため前日から市内のホテルに宿泊していた山谷氏を訪問。「山谷先生の宿泊されているホテルへ押しかけ、少々遅い『夜明けのコーヒー』。諸々の事案を相談」しました。男性はさらに、「いつものことながら、先生ハイテンション。あのエネルギーはどこから来るのか。『えりこ先生ホの字の会』(勝手応援団)の設立を検討中」などと、山谷氏との親密ぶりを誇示。男性ら7人が山谷氏と撮影した記念写真を公開しました。(18日現在、当該写真は表示されない状態になっています)

 この問題で山谷氏は18日の記者会見で、男性らについて「在特会の人だとは知らなかった。政治家なので、いろいろな方と会って写真を求められれば撮ることもある」と釈明しました。

 在特会は、京都市の朝鮮学校に対するヘイトスピーチをめぐり威力業務妨害などで構成員が有罪判決を受けた団体です。

 国家公安委員会は戦後、「国民の良識を代表する者が警察を管理することにより、警察行政の民主的管理と政治的中立性の確保を図ろうとする目的」(同委ウェブサイトの説明)で設置された機関です。このような団体の関係者と密接な関係にある山谷氏が国家公安委員長の職責にふさわしくないことは明らかです。


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