「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年9月19日(金)

山谷国家公安委員長

在特会元幹部と写真

09年も10年も面会して撮影  「知らなかった」通用せず

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 山谷えり子国家公安委員長(自民党参院議員)が2009年2月、松江市内で、在日韓国・朝鮮人に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)などを繰り返す「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の幹事兼関西支部長(当時)の男性らとの写真撮影に応じていたほか、活動に関して相談にも応じていたことが、この男性のブログ(日記形式のインターネットサイト)の記述や写真で明らかになりました。 (詳 報)


写真

(写真)元在特会関西支部長の男性らと参院議員会館で面会する山谷えり子氏(男性らの会報「M情報活動報告」から。山谷氏以外の人物の顔や名前の部分を一部修正しています)

 この問題で山谷氏は18日の記者会見で、男性が「在特会関係者だとは知らなかった」と釈明しましたが、山谷氏は10年12月にも、参院議員会館の自室でこの男性と面会、撮影していたことが新たに判明しました。

 男性らの活動を伝える会報(11年1月15日付)に掲載された写真には、男性と山谷氏ら計4人が並んで写り、「平成22年12月8日 新しくなった参議院議員会館を早速訪問」などの説明書きが添えられています。

 この会報は、山谷氏が「男女共同参画」や「朝鮮学校への高校授業料無償化適用」などについて当時の民主党政権を追及する質問主意書を提出してきたことを高く評価しています。

 写真や説明書き、会報の内容をみるかぎり、男性について「知らなかった」とする山谷氏の釈明には重大な疑問が生じます。

 在特会の公式サイトによれば、男性は09年4月6日付で関西支部長の職から解かれています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって