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2014年9月11日(木)

沖縄と連帯 熱気の大阪

「知事選勝利必ず」

全国・大阪革新懇集い

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(写真)「沖縄と連帯する大阪の夕べ」で「沖縄を返せ」を大合唱する参加者=9日、大阪市

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地反対でたたかう県民と連帯し、11月の知事選の勝利を必ずと9日、全国革新懇と大阪革新懇は「9・9沖縄と連帯する大阪の夕べ」を開き、第3会場も含め、約830人の熱気に包まれました。

 沖縄革新懇代表世話人の仲山忠克弁護士は、辺野古埋め立て承認の取り消し・撤回は法的に可能だと述べ、「(知事選の)圧倒的勝利が必要だ。必ず実現させよう」と訴えました。

 元沖縄県議会議長で元自民党県連幹事長の仲里利信氏は、沖縄での戦争体験を切々と話し、「子や孫に戦争だけはさせてはいけない」と述べました。日本共産党の山下芳生書記局長が連帯のあいさつ(別項)。各弁士のひと言ひと言に会場から大きな拍手が送られました。

 大阪からの決意として、元大阪天守閣館長の渡辺武さん(大阪革新懇代表世話人)は、沖縄の歴史を語り、「平和の島沖縄に基地はいらない」と話しました。

 「基地ノーできれいな海とジュゴンを守ろう」と基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会の芳沢あきこさん。

 大阪平和委員会副理事長の鈴木久さんは、若者の代表らとともに、「沖縄に行って辺野古の海を見てほしい」と呼びかけました。

 最後に参加者全員による「沖縄を返せ」の大合唱になりました。

 「沖縄のことは日本や世界の問題。基地はいらない」と男子高校生(17)。京都市伏見区の女性(35)は「日本中で声をあげて、社会や沖縄のことを変えていきたいです」と語りました。

たたかいの歴史 大事な教訓

山下書記局長あいさつ

 全国革新懇代表世話人として日本共産党の山下芳生書記局長が連帯のあいさつをしました。山下氏は、7日の名護市議選で新基地建設反対派の与党が過半数を確保したにもかかわらず、菅官房長官が「淡々と進めていきたい」と発言したことは民主主義の蹂躙(じゅうりん)だと批判し、「安倍政権は直ちに建設作業を中止すべきだ」と強調しました。

 また、「沖縄のたたかいの歴史には大事な教訓がある」と述べ、「アメリカの占領と基地に反対し、日本への復帰を目指す沖縄のたたかいは『島ぐるみ』に発展し、日米両政府を動かした。今度も『オール沖縄』で新基地建設ノーを突きつけよう」と呼びかけました。

 いま沖縄県では新基地建設の強行によって、60年前の「銃剣とブルドーザー」による土地強奪や米艦隊が海を埋めつくした沖縄戦の記憶がよみがえり、痛みをえぐるような政府の暴挙に怒りが限界を超えていると安倍政権を厳しく批判しました。

 同時に、全国が「オスプレイNO」など自らたたかいながら沖縄と連帯することが大事だと訴え、「11月の知事選挙も総力を挙げた大激戦になる。たたかいを発展させ、新しい日本をひらこう」と呼びかけると参加者は大きな拍手でこれに応えました。


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