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2014年9月3日(水)

名護市議選 基地断念までたたかう

ナカザト候補が決意訴え

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(写真)新基地ストップを訴えるナカザト候補(右)=2日、沖縄県名護市

 辺野古に新たな米軍基地建設を許すかどうかが大争点となっている沖縄県いっせい地方選挙・名護市議選(定数27)で、新基地建設ストップ実現のため必勝をめざす日本共産党のナカザト克次候補(47)=新=は2日、予定地の辺野古を含む久辺(くべ)3区などを駆け回り、訴えました。

 ナカザト候補は、ボーリング(掘削)調査の強行や集団的自衛権の行使容認など安倍政権の暴走にふれ、「日本を再び戦争する国にするものであり、米軍基地の集中する沖縄が危険にさらされるのは明らかだ」と批判。「新基地断固反対で奮闘する稲嶺進市長を支え、建設断念までたたかいぬく」と訴えました。

 新基地を推進する元市長の地盤である数久田(すくた)地域。ナカザト候補が「もう基地問題で市民がいがみあうことのないよう、市議選と知事選でノーの意思を突きつけ、決着をつけよう」と語りかけると、女性の一人は、「お願いします」と涙ぐみナカザト氏と固い握手をかわしました。

 ナカザト氏は「政府が持ち上げる候補では市民のために働けない。反戦・平和を貫き、日米両政府に正面からものを言う日本共産党の議席を何としても維持させてください」とよびかけました。


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