2014年9月2日(火)
稲嶺市長を支え新基地ノー
ナカザト候補の勝利を必ず
名護市議選 市田副委員長の訴え
沖縄県名護市議選(7日投票)が告示された8月31日、日本共産党のナカザト克次候補(47)=新=の応援に駆け付けた市田忠義副委員長の訴え(要旨)を紹介します。
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今度の市議選の最大の争点は何より辺野古に新基地を造らせるかどうか、美(ちゅ)ら海を守り抜くかどうかではないでしょうか。
安倍政権が強行した新基地建設のためのボーリング調査に市民や県民の怒りが爆発する最中での選挙です。この結果が11月の知事選にも、基地建設の今後にも大きな影響を与え、沖縄だけでなく日本の政治を左右する全国的意義をもつ重大な政治戦であります。
安倍政権は一切の民意を無視して次々と新基地建設の既成事実を積み重ねています。しかし、地元の最近の世論調査ではボーリング調査の工事は中止せよが80・2%に達しているではありませんか。
安倍政権の暴走の一つひとつが逆に県民の怒りの火に油を注いでいる。追い詰められているのは相手、押しまくっているのがわれわれじゃないでしょうか。
安倍政権は、新基地は絶対に造らせないと頑張る稲嶺市長が邪魔で仕方ない。市議選は稲嶺市長を支えて新基地を止める与党を増やし、日本共産党のナカザト候補が勝利できるかどうかが最大の焦点であります。
報道によると、新基地建設派は基地問題を争点にしないと確認し合ったそうです。新基地を造りたいなら堂々と主張し、市民に審判を仰ぐのが民主主義ではないでしょうか。こんなひきょうなごまかしを許してはなりません。基地に頼らず暮らしと地域経済を守り、稲嶺市政が切り開いてきた自立発展の道を逆戻りさせ、新基地頼みで利権あさりするような野党を絶対、多数にさせるわけにはいかない。
稲嶺市長は「未来をつくれるのは私たち市民、頑張りましょう」と連帯を呼びかけられています。この市長を誰より強く支えて頑張るのが日本共産党のナカザト候補です。
日本共産党は今から18年前、普天間基地を辺野古に「移設」する基地の県内たらい回しの合意に反対した唯一の党であります。今ではそれが「オール沖縄」の声に発展し、「建白書」という形で実ったではありませんか。
安保廃棄を一貫して掲げて、米軍基地をなくす道、基地のない沖縄を展望する党だから「オール沖縄」の一致点を大事に頑張れるんじゃないでしょうか。
道理と大義は名護市民、沖縄県民の側に、多数派はわれわれであります。それだけに相手も必死。市議選を知事選の前哨戦と位置づけ、ありとあらゆる手段を講じている。アメリカと安倍政権を相手にした大激戦であります。
日本中の、いや世界の平和を願う広範な人々の期待に応えて沖縄は屈しないという結果を見事に出そうではありませんか。