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2014年9月1日(月)

沖縄いっせい地方選

平和とくらしまもる政治実現へ

8市議候補第一声

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 秋の県知事選の前哨戦となる沖縄いっせい地方選の市議選が31日、告示されました。「辺野古埋め立てを承認し県民を裏切った仲井真知事と新基地建設を進める安倍政権に審判をくだそう」―。日本共産党の各候補は、熱のこもった第一声で、1週間の選挙戦をスタートさせました。


写真

(写真)1議席増をめざす沖縄市議選の応援に駆け付けた吉良参院議員(右)と新人のチバ候補=31日、沖縄市

 新基地建設にむけ東部・辺野古崎で埋め立て調査が進む名護市。赤嶺政賢衆院議員の応援を受け同市議選出陣式にのぞんだ新人のナカザト克次候補は、辺野古に生息するジュゴン柄のかりゆしウエアをまとい第一声。安倍政権総がかりで狙う新基地建設推進勢力の議会過半数奪回を何としても阻止する決意を表明し「権力や金力で新基地を強行する安倍政権に対し、選挙を通じて反対の民意を突きつけよう」と力強く訴えました。

 県内第二の都市で米軍嘉手納基地を抱える沖縄市。定数30に39人が立候補する多数激戦となりました。1議席増めざし、現職のイケハラ秀明、前宮みつこ、新人のチバあやこ3候補が第一声。吉良よし子参院議員の応援を受け、前宮候補は、住民が主人公の立場を貫いてきた共産党市議団の実績を紹介し、国保料の引き下げ実現など公約を訴えました。

 普天間基地のある宜野湾市は定数2減で5人はみだしの激戦。6期目をめざすチネンヨシオ候補は「連日、重低音で上空を飛行するオスプレイに対し、市民から『いつ墜落するか分からない』と不安の声が相次いでいる。オスプレイ配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地を許さない立場で県民が一丸になろう」と呼びかけました。

 県南部の南城市では、現職のマツダ兼弘、党推薦で現職の玉城つよし両候補が集まった支持者の前でマイクを握りました。マツダ候補は「これまで住民の暮らしと平和を守って取り組んできた。子ども医療費を中学まで無料にさせよう」とあいさつ。自民党を支持してきたという与那嶺正光さん(74)は「今度はマツダさんを応援する」と宣言し、団結ガンバローの音頭をとりました。玉城候補は、約100人の支持者の前で、日本の農業を守ろうと訴えました。

 石垣島への自衛隊配備が争点の一つとなっている石垣市議選。辰巳孝太郎参院議員がかけつけた出陣式で、議席を引き継ぐ新人の井上みちこ候補は「辺野古にも石垣にも新たな基地を造らせません」と訴えました。


党沖縄いっせい地方選候補

8月31日告示、9月7日投票

名護市(定数27、立候補35人)
 ナカザト克次47新
(前回当選1)

沖縄市(定数30、立候補39人)
 イケハラ秀明71現
 前宮みつこ62現
 チバあやこ45新
(前回当選2)

宜野湾(ぎのわん)市(定数26、2減、立候補31人)
 チネンヨシオ68現
(前回当選1)

南城(なんじょう)市(定数20、立候補22人)
 マツダ兼弘63現
 玉城つよし57現
(党推薦)
 (前回当選=公認1、推薦1)

石垣市(定数22、立候補29人)
 井上みちこ60新
(前回当選1)


翁長那覇市長が激励メッセージ

党名護市議候補に

 沖縄県名護市議選(9月7日投票)が告示された8月31日、辺野古・新基地建設反対を訴え、多くの県民から11月の知事選出馬を待望されている翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長から日本共産党のナカザト克次候補(47)=新=へ、必勝の激励メッセージが寄せられました。

 ナカザト候補の出発式で「参集いただいた皆さまが一致団結、火の玉となってナカザト候補のはえある当選の栄誉を獲得されますよう祈念申し上げます」とのメッセージが読み上げられ、翁長市長の名前が紹介されると、どよめきが起こり歓声にかわりました。


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