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2014年8月30日(土)

精神障害者中心のサービスを

当事者33人 思い語る

全国集会

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(写真)壇上で「私のリカバリー」について話す当事者に耳を傾ける参加者=29日、東京都豊島区

 「日本の精神保健福祉医療サービスを精神障害を持つ当事者中心に改革するために」と第6回リカバリー全国フォーラムが29日、東京都豊島区の会場で始まりました。30日まで。

 精神障害者とその家族、支援者、研究者ら1400人が参加しました。地域精神保健福祉機構と精神・神経科学振興財団の共催。昨年に続いて精神障害者みずからが参加して社会的意思決定をどうすすめるかが主なテーマです。

 トークライブでは、「私のリカバリー(立ち直り)」と題して当事者33人が次々と登壇して2分間スピーチ。「昨年人生でつらいことがあった。今もしんどいが、自分から動こうと勇気をもって参加した」(初参加の男性)「病気ではないが、生きづらさを感じる。みなさんがどう立ち直ったか知りたい」(精神科の看護師)「17歳で発症し、20歳で就職したが、悪化し入院、昨日退院した。仲間の支えで自分に自信をもてるようになった。明るく笑顔でいるのが一番」(初参加の女性)などとのべました。

 記念講演は当事者でもある、ニューヨーク市健康・精神衛生部の行政サービス責任者のユミコ・イクタさん。うつ病からの再生を語り、同市の精神保健リハビリテーションサービスの改革について報告しました。

 フォーラムでは11分科会で意見を交流しました。


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