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2014年8月30日(土)

きょうの潮流

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 どういう神経なのでしょうか。安倍晋三首相が4月に行われたA級戦犯を含む元日本軍人らの法要に、自民党総裁名で哀悼メッセージを送っていたことが問題になっています▼A級戦犯を「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と美化する内容です。菅義偉官房長官は「私人としての行為」と取り繕います。しかし「自民党総裁」を「私人」というには無理があります▼A級戦犯は侵略戦争の中心的指導者です。安倍首相は、サンフランシスコ条約で「東京裁判」を受諾したことで日本が国際社会に復帰したことをお忘れか。それとも本気でA級戦犯の名誉回復を願っているのか▼この夏、安倍首相の広島、長崎の平和式典でのあいさつが「昨年のコピペ(引き写し)」と問題になりました。終戦記念日の戦没者追悼では昨年に続き、「不戦の誓い」やアジア諸国への加害の責任に触れませんでした▼終戦記念日、NHK「ニュースウオッチ9」が美輪明宏さんにインタビューしていました。「(知り合いの)さんちゃんが出征する日、列車が動きだす瞬間、お母さんが足元にしがみつき、『死ぬなよ』と。憲兵が襟首をつかみ、放り投げた。戦死したさんちゃんがこの世の最後に見たお母さんの姿は、乱暴され血だらけになった母親の姿だった」▼冒頭の法要は、「東京裁判」で処刑された全員を「昭和殉難者」として美化するものでした。今求められるのは、過去の侵略戦争を反省し、不戦を誓うことです。これこそ、真の追悼ではないでしょうか。


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