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2014年8月23日(土)

川内原発再稼働に反対 官邸前抗議行動

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(写真)原発再稼働反対、原発なくせと訴える人たち=22日、首相官邸前

 首都圏反原発連合は22日、115回目の首相官邸前抗議行動を行いました。福島原発事故がなかったかのように、川内(せんだい)原発の再稼働に突き進む安倍晋三政権。セミの鳴き声が響くなか、1800人(主催者発表)の参加者は、「原発いらない 命と故郷が大事」などのプラカードを手に、「原発やめろ」「すべての原発再稼働反対」と訴えました。

 つえを手にコールしていた神奈川県相模原市の男性(47)は障害者手帳を示しながら、「川内原発の避難計画は要支援者の命を守ろうとしない、ずさんなものです。国民の命を守るのが政府の第一の義務。命より経済を優先して原発を動かそうとするのはおかしい」と憤ります。

 初めて参加した埼玉県の会社員の女性(37)は「原発は命の危険をもたらします。経済のためというが、そこまでして原発を動かす必要はありません」といいます。

 東京都国立市から参加した大学院生の男性(22)は「あのような事故を起こした国で、再稼働なんてあってはならない。世論の多くは反対です。安倍政権のやり方を支持できません」。

 群馬県高崎市から参加した男性(41)=運送業=は「今度事故が起きたら日本に住めなくなってしまう。再稼働はやめてほしい。原発に頼らない社会を実現すべきです」と話しました。

吉良議員が訴え

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(写真)コールする吉良参院議員=22日、国会正門前

 日本共産党の吉良よし子参院議員は22日、原発に反対する首相官邸前抗議行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。

 吉良議員は、「汚染水対策の凍土壁もいまだに凍らない。付け焼き刃の対策ではなく、計画を白紙に戻して考えるべきだ。再稼働ではなく、事故収束に人も知恵もお金も使うべきだ」と強調。「福島第1原発事故から、3年半近くたっても、汚染水さえ止められない。二度と事故を起こすわけにはいきません。だから、すべての原発を廃炉にする以外にない。30日の国会前大集会を成功させて、1基も動かさないために頑張りましょう」と呼びかけました。


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