2014年8月23日(土)
党市議団ら広島市動かす
集会所に弁当の支援実現
“ご飯ほっとする”
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甚大な被害が出ている広島市の豪雨災害で、安佐南区緑井8丁目の住民が集まる場所となっている集会所への弁当の支援が21日夜、始まりました。市は当初、同集会所を災害救助法にもとづく避難所に指定していないため難色を示していましたが、同日調査に入った日本共産党の仁比聡平参院議員、同市議団、つくだ守生県議予定候補の尽力で実現しました。
同集会所には、徒歩15分のところにある避難所より少しでも自宅に近いところにいたいという住民らが集まり、地域の復旧・支援の拠点となっています。20日夜には20人の住民が寝泊まりしました。
同集会所に避難している女性(68)は、「お弁当は助かります。パンやカップうどんもいただいていますが、やっぱりご飯を食べるとほっとします。近所の人も多いので、ここにいたい」と笑顔を見せました。
21日の調査で住民の声を聞いた仁比氏と党市議団は、そのあと調査した安佐北区の災害現場で松井一実市長に弁当の支援を要請。市長は「わかりました」と答えました。さらに同日夕、党市議団とつくだ氏が安佐南区役所で区長に要請し、20人分の弁当を毎日3食確保することが決まりました。