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2014年8月13日(水)

営業再建めど立たぬ

徳島大雨 住民、仁比氏に訴え

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(写真)浸水被害を受けた理髪店主から状況を聞く仁比参院議員(左端)ら=12日、徳島県阿南市

 台風11号の大雨により住宅や店舗・田畑など甚大な被害を受けた徳島県の阿南市と那賀(なか)町で12日、日本共産党の仁比聡平参院議員らが被害調査を行いました。笹岡優・四国ブロック事務所長、古田美知代県議、井坂重広・阿南市議、新居敏弘・那賀町議、谷内智和・党阿南地区副委員長が参加しました。

 調査団は、阿南市加茂谷地区と那賀町鷲敷(わじき)地区を訪れ、岩浅嘉仁阿南市長や、校舎2階まで浸水被害を受けた加茂谷(かもだに)中学校の生杉孝晴校長、那賀町の稲澤弘一副町長からそれぞれ被害状況の説明と要請を受けました。

 住民は片づけに追われていました。長年、加茂谷で理髪店を経営する男性(75)は「3台のイスはダメになった。再建のめども立たない」と話しました。那賀町の男性(51)は「過去数回も浸水しているのに知事は一度も視察に来ない。夜中の放流はやめてほしい」と早急な対策をもとめていました。

 住民からは「ダムの放流が急激だった。操作ミスではないか」との指摘が多く寄せられました。調査団は、国交省の那賀川河川事務所長安口ダム管理所に行き、放流量や流域住民への周知方法などを聞き取りました。

 笹岡氏は「河川管理に問題があると感じた」と話しました。仁比氏は「政治がすべきは、被災前の状況に一刻も早く戻すことだ」と語り、生活再建支援などを県や国に要請していくことを約束しました。


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