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2014年8月2日(土)

旅客機墜落 調査団が現地入り

ウクライナ軍一時停戦

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 【パリ=島崎桂】欧州安保協力機構(OSCE)は7月31日、マレーシア機墜落の原因を究明する国際調査団が約1週間ぶりにウクライナ東部ドネツク州の墜落現場に入ったと発表しました。

 現場は親ロ派の支配地域で、周辺でウクライナ軍と親ロ派の戦闘が発生したため、調査団は現地入りできずにいました。

 ウクライナ軍は同日、親ロ派への攻撃を一時停止。オランダとオーストラリアの専門家4人を含むOSCE監視団は、短時間の停戦の中、これまでとは異なる経路で現地入りしました。

 OSCEの報道官は、専門家が現場に残された遺体を捜索したと発表。調査団の退去後まもなく、周辺での戦闘が再開したと述べました。

 調査団の多くは、親ロ派最大の拠点で、ウクライナ軍が包囲を進める東部の都市ドネツクにとどまっています。OSCEや専門家は、今回よりも大規模な調査団の現地入りを求めています。

 またOSCEの発表によると、ウクライナ政府と東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」は同日、ベラルーシの首都ミンスクで協議し、国際調査団の安全な現場立ち入りを保証することで一致しました。


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