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2014年7月31日(木)

ガザの死者1260人に

イスラエル攻撃 240人以上が子ども

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 【カイロ=小泉大介】パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の攻撃は30日もやまず、国連が運営する北部の学校への爆撃で避難民ら16人を殺害する事態まで発生しました。同軍が本格攻撃を開始した8日以降のパレスチナ人死者は30日午前の段階で1260人に、負傷者は7000人以上に達しました。

 パレスチナ人犠牲者の大半は何の罪もない民間人です。国連児童基金(ユニセフ)によると、民間人死者のうち240人以上が子どもです。一方、イスラム武装抵抗組織ハマスとの地上戦やロケット弾攻撃によるイスラエル側の死者は兵士53人、民間人3人となっています。

 国際社会が即時停戦を求めているにもかかわらず、イスラエルのネタニヤフ首相は「長期戦」の構えを表明(28日)。これを受け同国軍は30日まで、ガザのほぼすべての地域に対し、空、地上、海のあらゆる方向から過去最大規模の爆撃を加え、29日だけで約130人を殺害しました。

 イスラエル軍は同日、ガザで唯一稼働している発電所も爆撃し、燃料タンクを破壊。これにより、同地はほぼ全域が停電となる危機に直面しています。


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