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2014年7月29日(火)

海上から抗議 赤嶺議員ら

辺野古新基地

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(写真)海上から米軍新基地建設に抗議する赤嶺政賢衆院議員(左奥はゴムボート上で待機する海上保安庁職員)=28日午前、沖縄県名護市辺野古

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員は28日、米軍新基地建設をめぐって緊迫化している沖縄県名護市辺野古を訪れ、住民らを激励しました。赤嶺氏は住民の海上監視船「平和丸」から工事現場を視察し、船上からハンドマイクで基地建設中止を訴えました。

 海上行動には、糸数慶子参院議員(無所属)も参加。沿岸部での工事開始以来、国会議員の海上抗議参加は初めてです。

 前日は早朝から浮桟橋設置が急ピッチで進められましたが、28日は沿岸部での工事は行われず、海上保安庁による厳戒態勢もみられませんでした。

 赤嶺氏は、工事現場一帯がウミガメの産卵場所や絶滅危惧種ジュゴンの餌場となっていることにふれ、「浜の造成に加え、警備と称して船で走り回ることは許されない場所だ」と強調。「県民の怒りに包まれた基地建設をただちにやめるべきだ」と海上で訴えました。

 この後、両氏は基地ゲート前の抗議行動にも参加し、あいさつしました。


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