2014年7月27日(日)
大阪革新懇
一点共闘の経験交流
新しい政治の展望ともに
大阪革新懇は26日、大阪市内で「『一点共闘』と政治を変える共同の発展をめざす大阪懇談会」を開き、135人が参加しました。
関西学院大学の冨田宏治教授は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」後、関連法案をすぐに国会に提案しないなど「強そうに見えて安倍政権の暴走には弱さともろさがある」と指摘し「徹底的に追い詰めていこう」と呼びかけました。
全国革新懇の乾友行事務室長は「一点共闘が広がるもと、安倍政権打倒の声が、運動の中で強まってきた。新しい政治の展望をいっしょに切り開いていこう」と提起しました。
日本共産党の中村れい子高槻市議や、山中智子大阪市議、堺市民懇の鬼頭俊而事務局長、大阪自治労連の大原真委員長、新婦人府本部の川本幹子会長、山口勝利日本共産党大阪府委員長が、地域や団体、議会などでの一点共闘の経験を語りました。
山中氏は「出直し大阪市長選後、公明党が次の市長選は4会派で候補者を擁立したいと発言するなど共同の信頼ができている」と維新を追い詰める野党共闘のたたかいを報告。鬼頭氏は「昨年の堺市長選挙で知り合った幅広い人たちを呼びかけ人に『秘密保護法』廃止の署名をすすめている」と発言。山口氏は「大阪での一点共闘の特徴は多種多彩にさまざまな分野で起こっていることだ」と述べ、「これを進める上で革新懇運動と日本共産党の役割がますます重要になっている」と強調しました。