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2014年7月25日(金)

首相が「閣議決定」慰労会 公明代表も出席

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 安倍晋三首相が23日夜、首相公邸に公明党の山口那津男代表や自民党の高村正彦副総裁ら関係者を招き、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」にこぎつけたことを祝して“慰労”の会食を催していたことがわかりました。

 会食に出席したのは、安倍、山口、高村の各氏や菅義偉官房長官のほか、自公両党の「安全保障法制整備に関する与党協議会」のメンバーです。

 24日の記者会見でこの会食について問われた山口代表は、会食の席上、安倍首相から「みなさんご苦労さまです」といった趣旨のあいさつがあったことも明らかにしました。

 首相のねぎらいについて山口氏は「与党協議のメンバーの方々は、苦労のかいがあったと思ったのではないか」と述べました。また、会食の席上、公明党側から同党国会議員が全国各地の会合で「閣議決定」の内容を説明して回るなどの取り組みを強めていることを安倍首相に報告したことも明らかにしました。

 「海外で戦争する国」への道を開く大転換を密室協議で決め、今後の対策も密室で打ち合わせ。とことん国民からかけ離れた政権の姿そのものです。(信)


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