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2014年7月25日(金)

きょうの潮流

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 赤ちゃんを胸に抱いた母親の手にともるキャンドル。傷つき泣き叫び、命さえも奪われる子どもたちに寄せる思い。画面から伝わるむごたらしさに心を痛め、早くやめてと声を上げる人々が国内外にひろがっています▼イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの無差別攻撃がつづきます。すでにパレスチナ側の犠牲者は700人をこえました。ユニセフの現地情報によると、殺された子どもは少なくても146人を数え、7割が12歳以下です。被害はさらに増えています▼「安全な場所は、もうどこにもない」。地上と空からの攻撃にさらされ、日夜おびえ震える子どもたち。無防備な市民を巻き込んだ攻撃に国連の人権理事会もイスラエルへの非難決議を採択しました▼この地でくり返される悲劇。今回の発端はイスラエルの少年3人が誘拐され、遺体で見つかった事件でした。いまイスラエルに向け、イスラム武装抵抗組織のハマスからロケット攻撃がつづき、これがガザ侵攻の口実になっています▼暴力の日常のなかで子どもが育つ恐ろしさ。パレスチナ系の詩人ネオミ・シーハブ・ナイはそれをこう語ります。「どんな子どもも良く生きたい、希望をもって目覚めたい、幸せになりたい、笑顔でいたい、安心して暮らしたいと考えます。しかし暴力の毒がその子に触れると、復讐(ふくしゅう)に変わるのです」▼暴力や憎悪、悲しみの連鎖を断ち切ることはできないのか。いや、それを乗り越え、対話し、共存していく英知と力が人類にはあるはずです。


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