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2014年7月9日(水)

安倍政権を世論と運動で包囲

主権者として声あげる青年と共同

民青が第2回中央委員会

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(写真)民青第2回中央委員会で、安倍政権を青年の世論と運動 で包囲しようと提起する田中委員長=8日、東京都内

 日本民主青年同盟(民青)の第2回中央委員会が8日、東京都内で始まりました。10日までの3日間の日程です。報告した田中悠委員長は、安倍政権への不安と怒りが広がり、青年が主権者として声をあげる新たな運動が始まっていると強調。政治をゆるがす力をもった心強い大きな民青をつくるために、11月末までの「仲間を増やす大運動」にとりくもうと呼びかけました。

 田中氏は、昨年11月の第37回大会後の活動を振り返り、民青が「行動と発信」「学習と交流」「生き方」というかけがえのない役割を果たしてきたことを班と同盟員の確信にしていくことが大切だと指摘しました。

 秘密保護法反対のたたかい、新入生歓迎運動、被災地ボランティア、原発ゼロを求める行動などの活動をあげるとともに、6月の若者憲法集会が1056人の参加で画期的な成功をおさめ、若者の言葉で憲法を語り、主権者として政治に声をあげていく運動のスタートを切るものとなったと強調。集団的自衛権行使容認の「閣議決定」に反対して、首相官邸前に青年をはじめとして2日間それぞれ数万人が集まったとのべ、「海外で戦争する国」づくりを許さない運動と共同をさらに大きく広げようと呼びかけました。

 田中氏は、人間らしい雇用と暮らし、学生生活の実現をめざす運動が広がり、ブラック企業規制法案が国会で継続審議になり、派遣法改悪案が廃案になるなど、「自共対決」時代の始まりのもとで、青年の運動と日本共産党の国会論戦が政治を前向きに動かしていると指摘しました。

 そのうえで、「憲法を破壊し、国民多数の声にそむく安倍政権に、もはや政治を担う資格はありません」とのべ、それぞれの一致点での運動をさらに広げながら、安倍政権を世論と運動で包囲するために力をあわせようと訴えました。

 「仲間を増やす大運動」について田中氏は、“戦争か、平和か”“大企業の利益か、人間の生活か”が問われる安倍政権とのたたかいには、青年の命と暮らしがかかっていると語り、「仲間が増えれば、青年の声と行動はさらに大きくなります。いまこそ日本中でいっしょに声をあげられる、青年にとって頼もしく心強い大きな民青をつくるときです」と訴えました。

 具体的には、▽班会を定例化し、仲間を増やす目標とプランをつくる▽一人ひとりのチャレンジを励ましあい、発展させながらとりくむ▽学習を根本にすえた活動を力に、民青の魅力を語り広げる―ことを提起しました。

 日本共産党の井上哲士参院議員があいさつし、激励しました。


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