2014年7月8日(火)
資材搬入の監視行動
新基地許さない抗議集会
沖縄・名護
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を許さないと、ヘリ基地反対協議会は7日、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議集会を開き、工事のための資材搬入などに対する連日の監視行動を開始しました。約100人の参加者が「埋め立て反対」「住民の海を守れ」と声を上げました。
安次富(あしとみ)浩共同代表は、防衛省がシュワブ内の滑走路建設予定地で建物の解体作業を始めたことなどにふれ、「作業ヤードをシュワブ内に設置しようとしている」と指摘。工事水域への立ち入りを禁止するためのブイ(浮標)など、搬入車両の出入りをチェックし、「建設反対の声を大きく上げよう」と呼びかけました。
県統一連の中村司(まもる)代表幹事は「この集会は、集団的自衛権の行使容認や戦争する国づくりを許さないたたかいに直結する。団結して頑張ろう」と力を込めました。
集会後、反対協幹事の具志堅徹・日本共産党市議が「多くの人が集まれば、建設を進めさせない大きな力になる」と話し、全国の支援を呼びかけました。
米軍基地で働いていた男性(72)=沖縄市在住=は「戦争のための新基地はいらない。安倍政権の独裁的なやり方にも、あきらめずに声を上げることが一番大事だ」と語りました。