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2014年6月26日(木)

中台相互訪問定期化へ

中国側担当トップが初訪台

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 【北京=小林拓也】中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任は25日に訪台し、台湾の対大陸政策を統括する大陸委員会の王郁g主任委員と会談しました。対台湾政策を主管する機関トップの訪台は、1949年の中華人民共和国成立後初めて。中台の担当機関トップ同士の公式会談は、2月に南京で行われて以来2回目です。

 張氏の訪問により、担当トップの相互訪問が定期化される見通しです。

 台湾メディアによると、王主任委員は会談の冒頭、「張主任の訪問は重大な意義がある。ぜひ台湾の民意に耳を傾けてほしい」と述べました。

 張氏の訪台は28日までの4日間。新北、台中、高雄など地方都市を訪問し、学生や市民と交流するほか、与党・国民党の次期総統選候補者として有力視される朱立倫・新北市長や、台湾独立を掲げる最大野党・民進党の陳菊・高雄市長らと会談する予定です。

 台湾では今春、中台「サービス貿易協定」に反対する学生らが立法院を占拠するなど、中台の急速な接近に対する警戒感も広がっています。


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