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2014年6月26日(木)

最低賃金一律1000円 早く

全労連・国民春闘共闘委が中央行動

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(写真)「最低賃金を全国一律1000円以上に」と訴える参加者たち=25日、厚生労働省前

 全国一律で時給1000円以上の最低賃金(最賃)の早期実現をもとめて、全労連と国民春闘共闘委員会などは25日、東京・霞が関の厚生労働省前で中央行動をおこないました。

 地域最低賃金引き上げ額の「目安」をめぐって中央最低賃金審議会が議論を始めています。行動参加者は「なくせ女性の貧困! 最賃1000円以上に」「生活できる賃金を!」などと書いたメッセージカードや横断幕を掲げ、午前11時から座り込みました。

 昼休み要求行動には400人が参加。国民春闘共闘の大黒作治代表幹事(全労連議長)は、「世界の流れは最賃の引き上げです。労働法制の改悪や公務員の賃下げ、集団的自衛権行使容認など安倍政権の暴走をストップさせる大きな世論をつくりましょう」と呼びかけました。

 各労組の代表が決意を表明。政府の新たな公務員賃下げ方針とたたかう日本国家公務員労働組合連合会の花岡利至執行委員は、「最賃の改善が民間や公務に影響する賃上げの好循環が大事だ」とのべました。

 全国生協労働組合連合会の渡邉一博書記次長は、「二つの仕事をかけもちしても年収が300万円を少し超える程度」など、パート労働黒書に寄せられた実態を紹介し、「自立して生活できる最賃の引き上げに、引き続き力を入れたい」と語りました。


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