2014年6月20日(金)
秘密会設置法案を委員会付託
「議運の自殺行為」
仁比氏
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自民、公明両党は19日の参院議院運営委員会で、衆参両院に秘密会を常設する秘密会設置法案(国会法改定案)の委員会付託を強行しました。
日本共産党の仁比聡平議員は、国会のあり方の根本に関わる法案を自民・公明両党が会期末に提出し、合意なしに付託を強行したことについて、「議会制民主主義を踏みにじる暴挙であり、最も議事のルールを大切にすべき議院運営委員会の自殺行為だ」と指摘。同法案は「監視どころか、まさに憲法が保障する議員の発言・質問の自由を奪い、国会に口封じさせる仕組みであり、国会が自ら政府の秘密体制に取り込まれ、政府の秘密を国民の目から隠す、秘密の共犯者になる」と批判しました。
参院議運委は同日、法案の趣旨説明、質疑も強行。与党は20日、参考人質疑と対政府質疑を行い、採決・成立を狙っています。