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2014年6月12日(木)

戦争ではなく教育に

ホワイトハウス前 アフガン撤退要求

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(写真)アフガニスタン駐留米軍の撤退とグアンタナモ収容所の閉鎖を求めて集会を開く人たち=10日、ワシントン(島田峰隆撮影)

 【ワシントン=島田峰隆】アフガニスタンに駐留する米軍の全面撤退と、米政府が「テロ容疑者」とみなす人を拘束しているキューバのグアンタナモ米軍基地収容所の閉鎖を求める集会が10日、ワシントンのホワイトハウス前で行われました。

 集会は、アフガンの反政府勢力タリバンに捕らわれていた米陸軍軍曹が5月末に約5年ぶりに解放されたことに合わせて開かれ、女性反戦組織コード・ピンクや反戦団体「退役軍人平和会」などが主催しました。

 参加者らは「戦争ではなく雇用、教育、医療へ予算を」「“容疑者”の一方的な拘束をやめよ」と発言。「退役軍人平和会」のゲリー・コンドン副会長は「アフガンでまた誤爆で米兵が亡くなったと報じられています。国民はこれ以上戦争を望んでいません。今すぐ撤退し、収容所の人たちも全員釈放すべきです」と語りました。

 集会に先立って元米陸軍大佐・元外交官のアン・ライト氏ら4人の退役軍人が市内で会見しました。4氏は、解放された軍曹が脱走兵だった疑惑が浮上し、メディアがその点ばかり報じていることを批判。脱走兵だったとしても、夜襲や拷問など駐留米軍の蛮行こそ解明すべき点だと指摘しました。

 ライト氏によると、6日に発表したメディア宛ての同趣旨の請願書に、インターネットを通じて約2万7千人(10日現在)が賛同を寄せました。


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