「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年6月11日(水)

五輪競技場 見直し

都知事表明 共産党・市民団体が要求

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 舛添要一東京都知事は10日、開会した都議会第2回定例会で所信表明し、2020年東京オリンピック開催に伴う競技場の整備計画を見直し、再検討する考えを示しました。日本共産党都議団は、都の五輪競技場整備計画は過大だと指摘し、見直すよう舛添知事に求めていました。

 舛添氏は、オリンピックのために都が10の競技会場を新たに整備する計画について、都民生活への影響や、建設資材や人件費の高騰にも対応していかなくてはならないとし、「早急に見直しを行い、改めるべき点は適切かつ速やかに改める」と述べました。

 舛添氏は、東京五輪組織委員会の森喜朗会長(元首相)とも協議して会場計画全体を見直すべきだとの結論に至ったことを明らかにし、同委員会と連携して再検討作業を進めると述べました。

 共産党都議団は5月22日、舛添知事あてに国立競技場の解体工事の中止・見直しや、都が整備する競技場計画を見直し、整備費を抑制することなどを申し入れていました。

 市民団体も、日本野鳥の会が葛西臨海公園(江戸川区)のカヌー・スラローム会場計画の見直しを都に要求。新日本スポーツ連盟東京都連盟も計画の見直しなどを都議会に請願しています。

 日本建築家協会なども、国立競技場の解体中止、改築計画の見直しを国や都などに要望しています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって