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2014年5月30日(金)

核兵器廃絶の声結集

原水爆禁止世界大会へ 実行委が総会

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 原水爆禁止世界大会実行委員会の第74回総会が29日、東京都内で開かれました。核不拡散条約(NPT)再検討会議が開かれる被爆70年の2015年にむけ、核兵器廃絶のための具体的行動を求める声を総結集することを確認。原水爆禁止2014年世界大会の成功に全力を尽くし、前進への扉を開こうと呼びかけるアピールを採択しました。

 今年の世界大会は8月2日に始まる国際会議を皮切りに9日まで、広島、長崎両市で開かれます。アピールは、圧倒的多数の国が核兵器禁止条約の交渉開始を求め、核保有国を追い詰めつつあると強調。核兵器廃絶を阻む核保有国を打ち破るため、「豊かな運動を世界大会に持ち寄り、草の根の運動の勢いを示そう」と訴えています。

 さらに、米国の「核の傘」に依存する安倍内閣が、解釈改憲で集団的自衛権行使の容認を狙っていることに反対世論が広がっていると指摘。

 戦争する国づくりを許さず、憲法守れの声を結集する世界大会の意義を明らかにしています。

 報告した高草木博運営委員会共同代表(原水爆禁止日本協議会代表理事)は「核兵器廃絶を求める各国政府の熱意に応えなければならない。国際世論を広げるためいっそう重要になっている世界大会を成功させよう」と語りました。

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳事務局長と、日本青年団協議会の田中潮事務局長が来賓あいさつしました。


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