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2014年5月22日(木)

名護市長 米市民と対話

元海兵隊員も「沖縄に新基地必要ない」

ワシントン

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 【ワシントン=洞口昇幸】訪米中の沖縄県名護市の稲嶺進市長は20日、ワシントン市内で開かれたトーク集会で、同市辺野古への米軍新基地建設の阻止を訴えた後、米市民からの質問に答えました。参加した元在沖縄米海兵隊員も「新基地は必要ない」と感想を語りました。


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(写真)辺野古新基地問題で米市民からの質問に答え、協力を訴える稲嶺市長(右)=20日、ワシントン(洞口昇幸撮影)

 新基地建設のための日米両政府の強い圧力について問われた稲嶺氏は「大きい力に対抗するには私たち一人ひとりの力の結集が必要。民衆の力でつき返すことができると思う」と語りました。

 稲嶺氏が、沖縄でこれまで10万人規模の県民大会が開催され、新基地建設反対の強い意思を示してきたことを紹介すると、拍手とともに「正しい!」との声が上がりました。

 元在沖縄米海兵隊員のフランク・デラペナさん(73)は、米国民にどのような協力を求めるのかと質問。

 稲嶺氏は「自然環境や人権、民主主義を守るため、米国民のみなさんから勇気と自信を与えていただきたい。米政府や大統領に手紙を送り、他の人にも沖縄の話を広げてほしい」と訴えました。

 在沖米兵らの女性暴行事件などに強い憤りを感じてきたデラペナさんは「新基地建設の阻止を目指す市長の取り組みの成功を願います」と述べました。


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