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2014年5月20日(火)

大学自治破壊法案に反対

阻止へ共同 宮本氏、全大教と懇談

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(写真)全大教と懇談する宮本氏(右)=19日、東京都内

 日本共産党の宮本岳志衆院議員らは19日、全国大学高専教職員組合(全大教)を訪れ、竹内智副委員長や長山泰秀書記長らに党が発表したアピール「『学問の自由』を脅かす大学自治破壊法案を許さない共同をよびかけます」を手渡し、懇談しました。

 安倍内閣は、今国会に提出した学校教育法・国立大学法人法の改悪案を、今週にも審議入りさせる構えです。同案は教授会から審議権をとりあげ、学長選挙を形骸化するなど重大な問題をはらんでいます。

 宮本氏は、教育委員会制度改悪案などの流れとあわせて、「安倍政権の『教育再生』と反動化路線に逆らう障害を次々と取っ払おうというものだ」と指摘。「上から下へ自分たちの思惑を通すことができるしくみになる」として、廃案に追い込むために力を尽くす決意をのべました。

 長山書記長は、改悪に反対する緊急アピールへの賛同者は約4300人を超え、大学の教職員組合や教授会などが次々と反対声明を発表するなど運動が広がっていると紹介。竹内副委員長は「学生あっての大学なのに、『改革』案の中身には学生の顔が見えない。このままでは大企業の奉仕する学生を育てる大学となり、学問の多様性が失われる」とのべ、反対の世論を広げたいと語りました。


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