2014年5月17日(土)
“川内動かすな”声響く
反原連が官邸前抗議
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首都圏反原発連合(反原連)は16日、102回目の首相官邸前抗議行動を行いました。川内(せんだい)原発の再稼働を強行しようとしている安倍内閣に対して、3000人(主催者発表)の参加者は、「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」と声を上げました。
官邸前には、「命を守れ 川内原発再稼働反対」などのプラカードが林立。「再稼働反対」と書いたうちわを手に駆けつけた参加者の姿も。
山口県下松市から妻と初めて参加した男性(64)は「川内原発はまともな避難計画もない。原発が安全ではないことは福島事故で明らかです。地方からも“原発やめろ”の声を一緒にあげていきたい」と語りました。
大分県別府市から来た男性(72)は「自分一人では何もできないけど、ここに参加して再稼働させないためにできることをしたい」と語りました。
友人と参加した、さいたま市の女性(60)は「日本は200日以上も原発なしで暮らしている。原発を再稼働させる必要はない。原発は廃炉にしてほしい」と話しました。
「原発はいらない」と書いた旗を持って参加した東京都世田谷区の女性(45)は「政府は再稼働などやめて、再生可能エネルギーを推進してほしい」。
笠井、吉良両氏も訴え
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日本共産党の笠井亮衆院議員と吉良よし子参院議員も官邸前行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。「6月1日の『川内原発再稼働やめろ!官邸・国会前☆大抗議』にみんなでつめかけ、原発ゼロの声を突きつけよう」と呼びかけました。