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2014年5月2日(金)

きょうの潮流

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 雨上がりの新緑輝く東京・井の頭公園。三多摩メーデーの会場です。早朝からの準備に呼応するように、4千人もの働く人びとが集まり、高々とこぶしを突き上げました▼舞台には「小○増税」のむしろ旗。人気ゆるキャラをもじった「ビンボーひまなっしー」や「賃金UPだモン」のデコレーションも目を引きます。憲法を報じた新聞紙でくるんだ戦闘機や安倍暴走車も登場。今年は、いちだんと政権との対決色がみなぎりました▼それもそのはず。人間らしい働きを求めて立ち上がったメーデーの原点が覆されようとしているのですから。1日8時間労働の実現。これが130年ほど前の5月1日に始まった労働者の日の出発点でした▼♪8時間労働 8時間睡眠 8時間フリーダム(自由) 賃金増やせ 休みも増やせ♪。舞台いっぱいに歌いながら訴える青年たち。いまの政権は勝ち取ってきた労働時間の上限を取り払い、長時間労働・ただ働きのブラック企業をさらに横行させようとたくらんでいます▼そして、「生涯ハケン、正社員ゼロ」の社会へと日本を導く労働者派遣法の大改悪。つくり上げてきた労働者の権利を根こそぎうばい、雇用と生活を破壊する法案が国会に出されています▼「安倍首相 やることなすこと あべこべだ」のゼッケンを胸に。くらしや平和が崩されていく怒り、たたかう仲間と連帯する喜び。全国どの会場も思いは同じ。“ここに、反撃のこぶしがある。こぶしは一つ。たたかいはここから。たたかいは今から”


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