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2014年4月28日(月)

ブラック企業許さない

仙台 シンポで若者交流

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大門議員が発言

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(写真)ブラック企業問題を話し合ったシンポジウム=27日、仙台市

 日本共産党宮城県委員会と日本民主青年同盟宮城県委員会は27日、仙台市内で「ブラック企業は許しません! シンポジウム」を開き、学生や青年ら43人が参加しました。

 日本共産党の庄司あかり仙台市議をコーディネーターに、みやぎ青年ユニオンの吉田若葉委員長、青年大集会みやぎ実行委員会の千葉唯委員長、市内の女子大学生、大門実紀史参院議員が発言しました。

 吉田さんは、雇用契約書さえなく、パワハラが横行していた職場環境が、団体交渉で改善されたという青年の話を紹介し、「労働組合にはいって声をあげ、運動をつくっていきましょう」と呼びかけました。

 千葉さんは、全国青年大集会のために宮城県で取り組んだ労働実態アンケートについて報告。自己責任を押し付けられ苦しむ若者の実態を告発しました。

 女子大学生は卒業後に奨学金数百万円の借金を背負う自身や友人の体験を発言。「労働のルールを知らない学生はとても多い。学び変えていくことが大切です」と語りました。

 大門議員は、党が国会に提案したブラック企業規制法案について▽違法な長時間労働の是正▽離職率の公表、広告の適正化▽パワハラ取り締まり―の三つの柱を紹介。財界が進める労働者派遣法の改悪について語り、「黙っていては、いい方には変わりません。立ち上がりたたかえば、政治も労働環境も変えられます。一緒にこのたたかいを大きくしましょう」と呼びかけました。

 郵便局で働く岩沼市の男性(23)は「たたかうことが大事だと実感した」、仙台市の女性保育士(25)は「多くの人が大変な思いをして働いていることが分かった」など感想を語りました。


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