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2014年4月23日(水)

きょうの潮流

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 「つまるところはそういった共同作業の集合だった」。1970年代初頭、ニクソン米大統領の選挙戦をめぐる不正を追及し、辞任に追い込んだワシントン・ポスト紙のウォーターゲート事件報道。その中心を担ったボブ・ウッドワード記者が、後日、こう述懐しています▼同記者と相棒のカール・バーンスタイン記者の活躍が映画にもなった大スクープでした。しかし当事者の実感は、記者とデスクや編集幹部らが総力で取り組んだ「共同作業」があったからこそ、大きな成果につながった、というのです▼新聞の“花”と呼ばれるスクープ。テレビドラマなどでは、敏腕記者が孤軍奮闘して新事実を次々とつかんでくる姿がよく描かれています▼実際、調査報道では記者個人の努力が要ですが、合わせて大切なのが「共同作業」です。取材方法の相談、記事の価値判断、見出し付け…。さまざまな過程を経て紙面に結実します▼「しんぶん赤旗」の場合も同様ですが、さらに頼もしい味方が。貴重な情報を寄せたり、通信記事を送ってくれる読者や党員です。「国民共同の新聞」として、本紙を守り増やすために日々、奮闘しています▼26(土)、27(日)両日に千葉・幕張メッセで催される「ニコニコ超会議3」では、「超とことん共産党」のブースが設けられ、「スクープの秘訣(ひけつ)」など「赤旗」の魅力を記者が語るコーナーも。広範な人たちとの「共同作業」で、消費税増税攻撃をはね返そうという「赤旗」の心意気をぜひご覧ください。


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