2014年4月19日(土)
基地押し付け許さない
沖縄市長選 しまぶく氏全力
あす告示
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秋の沖縄県知事選を前に、辺野古・新基地建設と米軍嘉手納弾薬庫・知花地区への新たな基地建設を大きな争点にたたかわれる沖縄市長選が20日告示(27日投開票)されます。新基地建設反対の「オール沖縄」を代表し、日本共産党から保守層まで幅広く支援を受ける前副市長の、しまぶく芳敬予定候補(64)は、くらし・福祉最優先の市政発展へ全力を挙げています。
選挙戦は、新基地容認へと公約を投げ捨てた安倍自公政権総抱えの自民党前県議、桑江朝千夫氏(58)=自公推薦、維新、そうぞう、民主支持=との対決です。
自公陣営は、1月と3月の名護・石垣両市長選に続く閣僚・党幹部の連続投入とともに、建設・医療など業界団体を締め付け、全県から動員態勢を敷いて攻勢をかけています。
18日、沖縄市を訪れた自民党の石破茂幹事長は、街頭や企業回りで「自公政権は全力を挙げる」と語り、告示日に再び応援入りする予定です。太田昭宏国土交通相が応援を予定する公明党も「今までにない態勢でたたかう」と宣言しています。
論戦では、基地問題に加えて消費税増税でも国いいなりの前自民県議に対し、「消費税が上がるのに反対しない候補はダメ」「同業者から支持要請を受けているが、増税は困るので、しまぶくさんを応援する」などの声が上がっています。